イベントや通常海域では6-4と6-5で使用する基地航空隊ですが触ったこともない人にはなにがなんやらですよね。
ここでは難しい話はなるべく抜きにして基礎知識と基地航空隊を出すまでの基本的な流れをまとめていきます。
目次
基地航空隊とは
まずは基地航空隊とはなんなのかという話ですが出撃する本隊と支援艦隊とは別に海域にだすことのできる戦力です。
支援と同じように敵に先制攻撃をしかける事が出来ます。
攻撃の順番でいうと戦闘開始して最初に攻撃を仕掛けるのがこの基地航空隊です。
基地航空隊の後に出撃している本隊の空母による航空戦→支援艦隊→先制雷撃と続いていきます。
基地での攻撃の際には陣形や交戦形態の影響はうけません。
敵艦隊に対して一方的に攻撃をすることができる上に攻撃力も高く道中に基地航空体を出しても道中支援と違って必ずきてくれるので非常に強力ですが消費資源もかなり多いという点に注意が必要です。(後述)
基地航空隊には敵の空襲がくることもあるので防空するという役割もあります。イベントのギミックになったりするのでこれも覚えておきましょう。
基地航空隊を出す目的
非常に強力な基地航空隊の目的はもちろん敵艦の数を減らすことと、敵の制空能力が高い場合に敵の制空値を下げることです。
敵艦の数を減らすというのは支援と同じなので問題ないと思います。
基地航空隊での対潜支援哨戒も可能で支援艦隊の対潜支援よりも強力なものが出す事ができますが装備を揃えるのハードルがわりとたかいです。
敵の制空値を下げるというのは基地での攻撃の際には最初に基地航空隊と敵の艦載機で制空戦が行われておりお互いの艦載機を減らし制空状態の判定が行われています。
制空判定によって敵の撃墜割合が決まり敵の艦載機を減らし制空値を下げることができるのです。
本隊だけで航空優勢をとるのも厳しい場面というのが発生した場合に基地航空隊で敵の艦載機を撃墜し敵の制空値を下げることで本隊で航空優勢以上をとれるようにすることもできます。
また、基地航空隊の攻撃力は基地航空隊の残機数も関わってくるので敵の制空値を完全に無視するよりかは少なくとも航空劣勢はとれるくらいには基地航空隊の制空値を上げておいた方が高い攻撃力を維持できます。
敵の空襲でダメージを受けると燃料かボーキサイトのどちらかがランダムでダメージに応じて減少してしまいます。(最大で180程)
また、ダメージを50以上受けると1番上の航空機の数がランダムで1~4減ります。
防空は敵の空襲から守る為に必要で出撃させる航空隊が1つ減ってしまいますが資源を守る為だったりギ、ミックで完全防空(ノーダメージ)や航空優勢以上をとることが必要だったりするのでこれも覚えておきましょう。
基地航空隊の出し方
基地航空隊の配備
まずは出撃を押して基地を出したい海域の画面にします。
赤枠か黄色の枠の所を押すと以下の画面になります。
イベントでは左下に基地航空隊のボタンがあることもあります。
上の画像の赤枠がスロットで空母のスロットと同じです。
この赤枠4つのスロットで1部隊となります。
この1スロットで18機の航空機が配備できます。ただし、偵察機系の航空機のみ4機となります。
最大で3部隊まで編成ができますが出撃できる部隊の数は海域によって異なるので注意しましょう。
赤の枠内をクリックすると以下のような画面になります。
後は必要な飛行機を選んで配備していくだけですがタブが5種類に分かれていますが各タブごとに選べる飛行機が違うので軽く説明しておきます。
①陸上攻撃機(陸攻)
九六式陸攻や一式陸攻といった基地航空隊専用の航空機です。主な役割は敵を攻撃するとこですが上位装備には制空値のついてるものもあります。
基地航空隊のメインとなる航空機です。
②陸軍戦闘機(陸戦・一部に局戦という装備もあり)
雷電や一式戦隼Ⅱ型などの陸軍戦闘機や局地戦闘機といった基地航空隊専用の航空機です。
空母でいうところの艦戦の役割を果たしています。防空で使う場面が多くなる航空機たちです。
③艦上戦闘機(艦戦)
空母に装備させる艦戦も基地に配備が可能です。制空を調整し陸攻を守る為に一緒に配備する事があります。
④艦上攻撃機・感情爆撃機・噴式戦闘爆撃機
空母の艦攻・艦爆・噴式も配備可能です。陸攻の数が足りない場合にはこちらを使うことになります。
⑤その他の艦載機
空母や水母に装備可能な飛行機はほとんど配備可能です。配備できないのは対潜関連の飛行機くらいでしょうか。(カ号観測機など)
このタグで使う航空機は二式大艇と二式陸上偵察機と彩雲くらいです。
防空部隊に彩雲を配備すると部隊の制空値を1.3倍にするという効果があります。
また、基地航空隊に配備した偵察機系の制空値は熟練度分も含めて加算されます。
行動半径に気を付ける
基地航空隊に配備できる航空機には行動半径が設定されています(赤枠の部分)。
編成する前であれば画像のように編成画面で確認ができます。しかし、編成してしまった後には確認ができません…
基地を出したい所までの行動半径に足りていない航空機が配備されていた場合にはそのマスを選ぶことができなくなるので注意しましょう。
※行動半径が長いものを一緒に配備しても短いものに合わさってしまいます。
例)行動半径が8 8 8 5のものを配備するとその部隊の行動半径は5になります。
出撃前にマスの必要行動半径は分からないのでwikiや攻略サイトで確認してから配備するといいでしょう。
行動半径の伸ばし方
秋津洲改が所持している二式大艇には行動半径を+3伸ばす効果があり基地がボスに届かないという場面で重宝することがあります。
基地航空隊を運用する上では重要な装備となるので秋津洲が掘れる時にはしっかりと掘っておきたいですね。
ただし、4スロットしかない貴重なスロットを攻撃能力のない航空機にとられるというデメリットもあるのはしっかり覚えておきましょう。
基地航空隊の出撃方法
出撃させたい航空機を配備させたら赤丸で囲った札が出撃になっているのを確認しましょう。
札は5種類ありますが詳しくは後述します。
これが出撃になっていないと海域に基地航空隊はきてくれません。ベテラン提督でも結構やらかすミスなので注意しましょう。
防空する際には札を防空にするだけでOKです。
出撃する本隊や支援艦隊の準備、そして基地航空隊の札が出撃になっているのを確認できたらいよいよ海域に出撃です。
基地の出し方はとっても簡単で基地を出したいマスをクリックするだけです。ただし、補給マスや渦潮マス、能動分岐のマスに送ることができてしまうので事前に調べておかなければ無駄な基地を送るハメになるので注意しましょう。
行動半径が足りていればクリックができ次のようになります。
基地航空隊は1部隊につき2回送る事ができます。
イベントでは最大3部隊の出撃が可能なので最大で6回の基地による攻撃をする事ができます。
なのでもう1回ボスマスをクリックすると
このようになります。
1つの部隊を同じマスに送ることを集中といいます。最もよく使う基地の運用方法なので覚えておきましょう。もちろん行動半径内であれば違うマスに基地を送ることもできます。
2回目のマスを選んだら
黄色の枠のように発艦準備完了と出るのでそれでOKならばそこをクリックするとその部隊の出撃が完了します。
間違えた場合は隣にある解除を選べばもう1度やり直すことができます。
1部隊目の選択が完了したら引き続き同じように2部隊目の攻撃するマスを選んでいってください。イベントでは最大3部隊の出撃が可能です。全ての部隊の選択が完了したら本隊が出撃します。
基地航空隊の消費資源
配備した際の消費
基地航空隊にスロットに航空機を配備する差にはボーキサイトを消費します。配備するだけで消費するので注意してください。
大体の消費量ですが陸攻で200、陸戦で100、艦戦・艦攻・艦爆で100、噴式で200ほどです。(細かくは艦載機ごとに違います)
基地をセットする時には何をどこに配備するのかを決めてからにしましょう。後述しますが間違えるとすぐに出撃ということができなくなります。
出撃した際の消費
- 陸攻:燃料27 弾薬12
- その他:燃料18 弾薬11
- 偵察機:燃料4 弾薬3
以上を出撃した時点で勝手に消費されます。
制空状態を落とさず陸攻などの攻撃機がそこまで必要でないのなら偵察機を使うことで資源の節約になります。掘りなどの周回には使えそうです。
補充にかかる消費
出撃が終わった後ももちろん補充が必要です。
補充には喪失機が1機ごとに燃料3とボーキサイト5が必要です。
配置転換する際の注意点
セットした航空機を長押しクリックして枠外にまで移動させる(ドラッグ&ドロップ)させると航空機を外すことができます。
外すとこのように配置転換中となりこのスロットは何もできなくなってしまいます。
基地の出撃自体は可能ですがそのスロットには何も配備はできない状態での出撃となります。
外した航空機も配置転換中となり動かせなくなってしまいます。
この間は空母への載せ換えが不可能となっています。
こうなってしまうと12分間は配置転換中のままです。
なので装備を入れ替える時は枠外にドラッグ&ドロップではなく入れ替えたい機体をクリックして装備したい機体と交換するといでしょう。
外した装備だけが配置転換中となるだけでスロットは配置転換中とはなりません。
また順番を入れ替えたい時は同じ部隊内であればドラッグ&ドロップで入れ替える事が可能です。
第一航空隊から第二航空隊に入れ替えたい場合は12分待つしかありません。
この仕様を理解してないと無駄に12分間待たされることになるので注意してくださいね。
札と疲労と熟練度について
札について
基地航空隊には5つの札があります。
出撃:海域に出撃します。
防空:敵の艦載機の空襲から基地を防空します。
退避:敵からの空襲のダメージを50以上受けた時の航空機の減少をなくすことができます。ただし、母港の資材の減少はそのままです。
休息:疲労の回復が早くなります(出撃時の8倍)。ただし、ボーキサイトが自然回復の場合は回復速度が半減します。
待機:初期状態。特にメリットはない。休息ほどではないが疲労回復速度は早くなりボーキの自然回復速度減少もない。
疲労について
基地航空隊には艦娘と同じく疲労があり回復させるには時間経過しかありません。
基地航空隊は疲労すると命中率が低下するので疲労したままの出撃は控えた方がいいでしょう。
帰還したらすぐに札を休息にし補給や修理を行って間に疲労をとるようにすると疲労がつきにくくなります。再出撃する際は出撃に札を戻すのを忘れずに。
熟練度について
陸攻や陸戦や局戦にも空母の艦載機と同様に熟練度があります。
陸攻の熟練度の効果は以下の通り
- 熟練度MAXで制空値+3
- 熟練度MAXの時にクリティカルのダメージが2割ほどアップ
- 熟練度MAXの時に命中率が12%から15%上昇
- 熟練度MAXの時にクリティカル率が5%~7%上昇
- 上記の補正は通常の航空戦と同等の補正と仮定した場合
熟練度をつけるメリットは大きいですが資源の消費も激しいものとなります。
熟練度は出撃と防空によって上昇させる事ができ、出撃の方があがりやすくなっています。
空母の艦載機と同じく出撃などで大きく減らされたり0機になったりすると熟練度が減少します。
まとめ
以上が基地航空に関する基礎知識と出撃までの大まかな流れでした。
非常に大事な要素ですのでこれくらいの基礎知識はいれてからイベントに臨みたいですね。
実際にどのような編成を組むといいのか、どうやったら基地の制空を調整できるかは次回の記事で紹介します。
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